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水の中の散歩者        Another Summer Story
 

――たぶんぼくは月を取ってほしいと泣く子供なんだよ。自分の手の届かないものばかりをほしがっている。

壊れたコテージの前で漆黒の髪の青年が白い花束をかかえて泣いていた


大学生になった彼は禁断の未来をかいま見て、兄への許されない思いを封じこめようとした。

――特定の相手しか自分の欠落を埋められないと思いこむのは、呪われた狂気だ。

月に手が届かないなら、水に映った月を愛そうと彼は決意するが、運命の扉は思ってもみない未来を開いた。


交錯する愛と友情の流れつく果てには、何が待ちうけているのか。

『風の中の夢想者』から二年後の物語

それぞれの道を歩み、同居を始めた幼なじみのふたりの前に、波乱をもたらす前触れが……。






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