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Millennium Larentia  Chronicle of GoldenAge 2nd 王妃と神官
 
《Chronicle of GoldenAge》と呼んでいる物語は、1000年代から1200年代の王国の繁栄の年代記を描いたものです。
200年にわたるざっと五世代の話を構想中。


大公の次子が立太子したと知らされ、水上宮で騒動が持ちあがった。
何の報告もなかった大公は怒って、重臣に不満をぶつける。
いっとき首都にもどってきたリドリックは電撃的なひと目ぼれを経験する

しかし近づいてはならない相手だとわり、一日で初恋と失恋を味わうことになるが……。
戴冠式と同時に王妃の候補を発表したいと万神殿から要求され
立太子したリティアスは悩みぬいた末、ひとつの案を考える

 この巻は前巻『日蝕の戴冠』で描けなかったサイドストーリー編となってます。

 『双子の絆』は戴冠二年前の立太子の波紋をマルカンド大公重臣のエリオンと、一時帰都していた双子の片割れリドリックの視点から描いてます。
 『影が集まり光となる』は《影の兵》の間諜をつとめていたキルギンの数奇な半生を追った番外編になります
 『神殿のかがり火』は捨て子だと思っていた神官キュレネの出生の秘密を、女神像とのからみで描いた番外編。
 『王妃選び』は戴冠式を控えた一○五九年の話で、『双子の絆』の後の話になります。

連作シリーズものですが、この巻からでも読めますし、続けて読んでいただけると年代記としてより楽しめます。
巻末に地図、系図、人名地名事典つき。



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