DLMoon

Tales From Third Moon　　メドウサ回廊

☆☆ミステルミュールと旅する中で遭遇した事件の物語☆☆

物語の中の時期としては、ふたりが第三の月から極北の地に降りたって一年後ぐらいで、謎の導師ミステルミュールとの出会いを描いた『聖者の神殿』の後の話です。

ロザムの賢者の里に古い写本が持ちこまれた。
ただの写本ではない。まわりに雪が降る《生きた写本》である。
里の長老はこの異質ともいえる依頼に困惑していた。
各国、各地方から山のような依頼が来る里でも珍しいものだ。

誰に担当させ、どうやって解決の糸口を見つけるか、慎重に対処しなくてはいけない。

里に謹慎していたミステルミュールと、助手兼用心棒の金銀ふたりはいやおうなく《生きた写本》の解明に狩り出される。

他にミステルミュールといっしょに旅するエピソードは『聖者の神殿』『黒天使の影』『旅の仲間』などがあります。