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『白銀の時の丘』『楕円の森』の二編を収録した短編集
異形の従者たちを率いて、彼女は白い野で戦いつづけていた。
いつからこの戦いを続けていて、いつ終わるのか、わからない。
吹雪の中を敗走しながら、従者たちはそれぞれの物語を話しはじめた。
彼女たちはどこから来て、どこに行くのか。
寓話的なファンタジック・ストーリーです。
闇の子どもは小さな緑の卵を転がしていた。
卵が割れた輝きの中から、緑の森が生まれた。
三人の娘たちが緑の野で世界を紡ぎはじめる。
ひとつの世界の創世から衰退を綴った寓話的創世神話です。
小さなイメージ挿画が5枚入り。
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